ベジタリアンじゃなくても楽しめるHumus x Hortense

コースの全てがベジタリアンなんだけど、とても美味しくて予約の取れにくいレストランがあるとお友達に誘われていったのは、フラジェ広場近くのHumus x Hortense。

ここ数年前にも来た事があったけれど、予約する必要なないくらい店内はがラ~ンとしていて、料理もそんなに美味しい記憶がなかったお店。ブログでの記事にもしていないから、名前も同じだったのか分からないほど・・・・

グーグルマップでお店を検索するとユーロマークが3つ並んで、高級料理レストランって出てくるから、もしかしたらオーナーが変わったのかもしれない・・・・

でも内装はそのまま、

天使の絵が描かれた天井はとても良く覚えている。

ランチは金・土曜日のみだそうで、だからランチは特に予約が取れないみたい。

友達曰くフルコースでも全部お野菜だから大丈夫って言う事で6コースにドリンクのペアリングも一緒にお願いした。

スタッフの一人にベジタリアンなの?って聞かれて、全く!って答えたら、あぁ~好奇心ね!って・・・・笑)でもココはベジタリアンじゃなくてもとても満足できると思う。

アペリティフにオーストリアの白ワイン。これがとってもフルーティーで美味しかった。運ばれてきたパンプキンとひよこ豆がミックスされたフムスが超美味でお家にお持ち帰りしたいほどだった。

1皿目は根セロリのオレンジマリネ。歯ごたえのあるセロリにオレンジピールが良いアクセント。ペアリングはハンガリーの白。二人で最初のオーストリアの白の方が合っているね!と同意見。

2皿目はビーツロットにフレッシュチーズ(下に隠れてるの)。ベリーのアクセントも効いていて、もうこれが絶品!それに自分でも作れそうな品。ペアリングはポルトガルはアレンテージョの赤。

二人でもう赤が来ちゃうの~って。でもやはり料理には合っていた。

アレンテージョ地方はリスボンの西、スペイン国境まで広がるエリアで、白い町などが点在していて、そこのあるレストランで初めてメロンスープを食べて以来、我家の夏の定番メニューになっている。

ドリンクのペアリングはワインしか頭になかったから、キムチの汁、人参、ジンのカクテルが運ばれてきてビックリ!キムチ汁って書くとあまり美味しそうに聞こえなけれど、スパイシーなカクテルが以外に美味しい。

キムチのなんとかって言っていたけど、料理自体はキムチの赤い色は全く見えなくて、でも白菜のキムチの味がして、後からピリ辛がお口に広がる品。

パンプキンのグリル。日本の栗南瓜と違うのでホクホク感はないけど、びちゃっとしてなかったし、グリルする事でパンプキンの甘みが引き出されていた。ペアのドリンクはカレーリーフに白ワイン。これはあまり私の好みではなくて、少し残してしまった。

食事最後の品は赤いシコンのグリルとしいたけ。赤味噌のソースがピッタリあう。ペアリングはイタリアのモンテプルチアーノの赤。サーブの時の説明でも言われたけれど、見た目は軽そうに見えるけれど、割と強め。本当にギリシャのロゼみたいな色をしている。

モンテプルチアーノの赤ワインと言えば、ヴィーノ ノビーレ モンテプルチアーノ!そちらは色も濃いルビー色をしていて、私はそれしか飲んだ事がなかったから、新しい発見。


最後のデザートはパンナコッタに洋梨のコンポート白味噌のソース。ペアリングはウォッカにフェンネルのカクテル。このカクテルも少し甘みもあるのにさっぱりと美味しい。写真を撮り忘れてしまったのが残念!

〆にコーヒーを頼んで、最後まで大満足のランチだった。

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