アントワープ・ベルヘムの旧ミリタリー病院跡地 ’t Groen Kwartier

5月にステイケーションしていたアントワープでの滞在先は旧市街ではなくて、アントワープ中央駅一つ前のアントワープ・ベルヘム駅から歩いて15分程の所にある旧ミリタリー病院だった場所。

数年前に市が買い取った病院の敷地は7.7ヘクタール。そこをレジデンシャルエリアにして今は't Groen Kwartierと呼ばれている。

19世紀、1898年から20世紀の10年ほどで建てられた病院は2つのプロジェクトによって、多目的ホール、アパートメント、ソーシャルハウス、店舗などのコマーシャル部分に分かれていて、レジデンシャルエリアはカーフリースペースが広く取られていて子供にも安全な様になっているのだそう。

統一された建物に圧倒される!

ちょっぴり排他的な印象がする敷地へのゲートが残っていた。

ミリタリー病院敷地内にある教会跡が今は予約の取れないミシュラン2☆のThe Jane。オープン前から1000組以上の予約が入っていたというお店。今年の3月9日に換気扇のシステムで火災が発生して数週間のoff後4月9日から再開とHPにあったので、今回ホテルに泊まるにあたって、もしかしたら空があったりするかも~と淡い期待をしながらキャンセル待ちで予約をいれておいたけど、

結局、空はなく直接行ってみたけど、2晩とも空はなく居酒屋スタイルならあるけど立食になってしまうと言われたので、泣く泣く退散・・・・

そして敷地内の修道院部分が今回のステイ先August

長い渡り廊下の先にはPAKTと言うエリアでカフェやピザにバーガーとカジュアルダイニングが楽しめる場所になっていた。

ボイラールームだった所はスタートアップのco-workingスペースにもなっている。

主要な建物と建物の間には渡り廊下があるのも興味深い・・・・地下廊下もあるらしい。


世界大戦時にはドイツ軍に占領されていた過去もあって、1993年から2006年の最初のブルトーザーが入るまでの15年間廃墟と化していたのです。

syncuraより写真を拝借

urbexと言うサイトでは旧ミリタリー病院のヒストリーが書かれているし、こちらは病院内などのリノベーション前の写真もあるので、リノベーション作業がどんなに大変が容易に理解できる。




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