マグリットが描く様な光景を見た日

ブリュッセルを離れてから2年程。

久しぶりの一時帰国そして久しぶりに「ショコラの香りに誘われて」のブログにログインしてみた。(今はすでにシンガポールに戻っているけれど)


ブリュッセルの義父が永眠した日

まだ西の地平線近くには太陽があるけれど、その光は弱く、家々が明かりを灯り始める頃

Benoitの実家の近所で目にした光景に、これは!!!!と思わず写真に収めた。↓

Benoitに何かあるの?と言われたので、撮った写真を見せながらマグリットの描く絵に似てない?と言うと

う~~~~ん本当にそれっぽいね~って。

そんな事があった翌日のニュースで知ったのがマグリットの絵「光の帝国」が3月2日にロンドンのサザビーズでオークションにかけられたという事。

予想落札価格は6000万ドル(約69億円)以上と推定されていたのが、実際は7795万ドルで落札されたそうで、彼の作品の中で史上2番目の最高値だったとの事。

※写真は東亜日報から拝借

昼と夜が同居するシューリアルな彼の絵を私は昼と夜の境目でリアルに見ていたのだ。

これは3月1日に亡くなった義父からの粋な贈り物だったと勝手に思い込んでいる。

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